2月9・10日、水沢理事長をはじめ、渡辺理事、猪俣・嶋田エゾシカネット会員の4人で、阿寒国立公園のエゾシカによる樹皮食害の環境破壊に対する前田一歩園の取り組みを見学してまいりました。
その取り組み内容の一部をご紹介いたします。
樹皮を食べられた樹木は、根から水を引き上げることができず、そのまま枯れてしまいます。 エゾシカによる樹皮食害を防ぐため、厳冬期にはビートパルプの給餌を行っているそうです。
給餌を開始してから、樹皮食害は激減しているそうです。 群れで活動するエゾシカを、この囲い罠を使って群れごと捕獲します。
中央に見える黒っぽいものは、おびき寄せようの餌(ビートパルプ)です。 阿寒湖畔には約20カ所の給餌場所を設けているそうです。