2016年9月3日

「親子deエゾシカを知ろうin円山動物園」を開催いたしました

今年2回目となる、円山動物園でエゾシカ教室を開催いたしました。
今回は天候にも恵まれ、お子さん15名を含む総勢42名のご参加を頂き、有意義な時間を過ごしていただきました。
開催後のアンケートでは、エゾシカの駆除に関して貴重で厳しいご意見もいただきましたが、プログラムの内容についてはおおむねご満足いただけました。
円山動物園でのイベントは最後になりますが、また機会を見て開催したいと思います。

円山動物園エゾシカオオカミ舎

円山動物園エゾシカオオカミ舎

まずは、葛西仁太会員による「北海道の野生動物と農作物や環境被害」についてのお話し。
北海道の野生動物はどうして大型なのか?
なぜエゾシカ被害なのか?
どのように折り合いをつけるか?
などを、手書きスケッチブックや森で拾ってきたシカ角を触ってもらいながら解説しました。

葛西仁太のお話し

葛西仁太のお話し

続いて、興膳津会員による絵本読みかたり。
「ありんこ軍団」「オオカミ」「春をはしるエゾシカ」の3冊を、読みかたりしました。
興膳津会員の絵本読みかたりは毎回好評で、今回も子供たちは真剣に聞き入ってました。

絵本読みかたり

絵本読みかたり

円山動物園の飼育員さんからは、今の時期のエゾシカの特徴についてお話しいただきました。
発情期で多少気が荒くなってる。
角がどんどん大きくなっていく。
好きな食べ物は草だがキノコまで食べる。
嫌いなものは犬などのほか人間である。
大きな音は苦手だが、園内では興味深そうに集まってくる。
などなど、わかりやすくお話しいただきました。

飼育員さんのお話し

飼育員さんのお話し

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