2015年12月4日に「エゾシカフェスタinとかち」に参加いたしました。
200枚用意したチケットも完売で、多くの方にエゾシカの魅力を知っていただけたと思います。
会場となった芽室町は、札幌より雪が多く驚きました。
この度のフェスタの主催者を代表して、当法人副理事長でE-ZOシカ実行委員会委員長の、小林信之の挨拶で開会です。
基調講演は「今、シカを学ぶ」と題して、帯広大谷短期大学の関川三男教授にご講演いただきました。
十勝管内では、エゾシカは厄介者として見られているそうで、肉の美味しさや角・骨・皮等の有効活用法、これからの共存の方法等についてお話いただきました。
所々にジョークを織り交ぜた軽妙なトークで、難解になりがちな内容にも関わらず、解りやすくお話くださいました。
お楽しみのエゾシカ料理の登場です!
1品目はご当地の「レストランHIRO」さんによる「エゾシカのロースト サラダ仕立て」。
モモ肉をタイム等とオイルでマリネして、サラダと一緒に和風ソースで仕上げた逸品。
エゾシカ肉の風合いを残しつつ臭みを無くしてあり、柔らかい肉の食感に感激いたしました。
2品目もご当地「めむろ新嵐山荘」さんによる「エゾシカ肉の香味ソース」。
こちらもモモ肉を使用し、ザンギのような風味で格別でした。
揚げてあるにも関わらず肉が柔らかく、どなたでも食べやすい料理だと感じました。
3品目「エゾシカ肉のマーボー豆腐 炒飯を添えて」。
こちらもご当地の「すず喜、」さんによる逸品。
花山椒の効いたマーボー豆腐と炒飯の組み合わせは絶妙で、美味しくいただきました。
食事中はライブ演奏でお楽しみいただきました。
物販コーナーも充実の品揃えです。
初めて見たシカ角シャンデリアは圧巻でした。
帯広大谷大学の学生さんにご用意いただいたエゾシカ骨ラーメン。
まだまだ研究中とのことでしたが、そうとは思えない完成度の高いラーメンで、今から商品化が待ち遠しく思いました。
フォトグラファー辻さんの作品もご紹介。
広尾町のご出身だけあり、エゾシカの生態を捉えた素晴らしい作品でした。
十勝では初開催のエゾシカフェスタでしたが、盛り沢山な内容と美味しいお料理をご堪能頂き、ご参加の皆様にはお楽しみいただけたと思っております。
これをきっかけに、少しでもエゾシカについてお考えいただければ、嬉しく思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
最後に、1年近くを掛けてご準備いただいた「E-ZOシカ実行委員会」の皆様と、物販等にご協力頂きました皆様に、心より感謝を申し上げます。